柏市議会 2015-03-13 03月13日－08号
柏市では、地域の歴史教育として、小学校３年生、４年生に「わたしたちの柏」、中学校３年間で「郷土かしわ」を教材として使用しておりますが、例えば殉難事件については特別な記述はありません。いま一度地域歴史の中から後世に伝えていくべき出来事を整理して、地域の歴史、出来事を伝えていってほしいと思います。柏市の古い地域では、それらの出来事が昔話として世代を超えて伝えていくようなところがあります。
柏市では、地域の歴史教育として、小学校３年生、４年生に「わたしたちの柏」、中学校３年間で「郷土かしわ」を教材として使用しておりますが、例えば殉難事件については特別な記述はありません。いま一度地域歴史の中から後世に伝えていくべき出来事を整理して、地域の歴史、出来事を伝えていってほしいと思います。柏市の古い地域では、それらの出来事が昔話として世代を超えて伝えていくようなところがあります。
４つ目に、手賀の教職員の殉難事件についてです。昨日の後藤議員の説明にもあったとおりですが、手賀沼教員の殉職事件の歴史を風化させておくべきではなく、事件後70年となることしこそは、我孫子市とともに顕彰し、広く市民に知ってもらうような取り組みが必要だと考えます。いかがでしょうか。手賀沼のこの事件ですが、戦争末期に男性がいないこの小学校の教育を女性教員が担っており、死亡した教員の16名が女性でした。
教育行政については、手賀沼教育者殉難事件について質問いたします。手賀沼教育者殉難事件は、長い手賀沼の歴史の中でも最も悲しい出来事であります。ここで事件の概要を少し紹介させていただきます。戦時中、男子教員の多くは戦地へ赴いており、学校現場で中心となって教鞭をとっていたのは若い女子教員たちでした。そのような状況下、昭和19年11月22日に事件は発生します。
まず大綱１の手賀沼殉難事件について質問します。 あのいまわしい東日本大震災から今月でちょうど３年半になります。また、台風に起因する大雨により布佐地区、若松地区での未曾有の水害発生から間もなく１年になります。申し上げまでもなく、我孫子市は手賀沼と利根川に挟まれた東西に長い地形で、東端の印西市に接する地区はまさに手賀沼や利根川とともに、その歴史があったと言っても過言ではありません。
次に、手賀沼干拓の歴史を振り返ってみれば、戦後の食料難による緊急開拓事業から始まった手賀沼干拓事業は、昭和１９年１１月２２日、１８名の尊い教員の命を奪った手賀沼殉難事件を忘れ去るかのように手賀沼を埋め立て、米づくりのできる立派な干拓耕地へとその原風景を変えていきました。